LINEモバイルの最低利用期間は1年間で、更新月以外で解約・MNP転出をすると9,800円の違約金が必要です。
ですが、2019年10月1日から適用される「電気通信事業法改正」により、LINEモバイルの違約金が1,000円に減額されることになりました。
とはいえ、違約金が1,000円になるのはLINEモバイルユーザー全員ではないという点にご注意ください。
そこでこの記事では、2019年10月1日以降のLINEモバイルの解約手数料について解説していきます。
LINEモバイルの違約金が2019年10月1日から1,000円に変更
LINEモバイルの音声通話SIMには、1年間の最低利用期間があります。
この期間内にLINEモバイルの解約・MNP転出をすると9,800円の解約手数料が必要です。
しかし、2019年10月1日以降は解約手数料がわずか1,000円で済むようになります。
解約手数料が変更されることで、
- LINEモバイルに申し込んだけど速度が遅くてイライラする
- 他の携帯キャリアや格安SIMの特典が気になる
- 自宅のネットとのセット割を使ってもっとスマホ代を節約したい
という方でも、気軽に他社へ乗り換えられるようになります。
なお、データ専用SIMには最低利用期間や解約手数料が定められていないので、いつ解約しても問題ありません(MNPは不可)。
LINEモバイルの最低利用期間の数え方
LINEモバイルの最低利用期間は1年間ですが、「LINEモバイルを使い始めた時期」によって契約期間の数え方が異なります。
2019年4月30日までに申し込んだ人は実質13ヶ月間の縛り
2019年4月30日までにLINEモバイルの音声通話SIMを申し込んだ人は、利用を開始した月の翌月から数えて12ヶ月間が最低利用期間となります。
例:2017年1月1日が利用開始日→2018年1月31日までに解約をすると解約手数料が発生
つまり、実質的に13ヶ月間はLINEモバイルを使い続けないと解約手数料が発生してしまうということです。
最低利用期間を過ぎてしまえば、いつ解約し違約金は発生しません。
2019年5月1日以降に申し込んだ人はキッカリ12ヶ月間の縛り
2019年5月1日以降にLINEモバイルの音声通話SIMを申し込んだ人は、利用を開始した日を含む月から数えて12ヶ月間が最低利用期間となります。
つまり、申し込んだ月から数えてキッカリ12ヶ月間使い続ければ解約手数料は発生しません。
申し込んだ時期によって最低利用期間の数え方が異なるので、すでにLINEモバイルを使っている人はご注意ください。
解約手数料1,000円になるのは2019年10月1日以降に使い始めた人だけ
LINEモバイルの解約手数料が1,000円になるのは、利用開始日が2019年10月1日以降の人だけです。
利用開始日 | サービスタイプ | 違約金 |
---|---|---|
2019年9月30日以前 | 音声通話SIM | 9,800円 |
2019年10月1日以降 | 音声通話SIM | 1,000円 |
期間問わず | データ専用SIM | なし |
上記の通り、2019年9月30日までに利用開始日を迎えている人は、更新月以外だとこれまでと同様に違約金が発生します。
現在利用中の人が解約手数料1,000円の恩恵を受けるためには、一度解約した後で再契約しなければなりません。
プラン変更やデータ容量の変更では解約手数料1,000円の対象とならないので気をつけましょう。
まとめ
違約金が1,000円になる人
- 2019年10月1日以降にLINEモバイルを使い始めた人
- すでにLINEモバイルを使っている人は対象外なので要注意
2019年10月1日以降は「電気通信事業法改正」により、大手携帯キャリアや格安SIMの契約解除料が1,000円になります。
しかし、LINEモバイルの場合は、既存ユーザーは解約手数料1,000円の対象外となってしまうのでご注意ください。