ソフトバンク光の解約方法・解約する時の注意点まとめ

ソフトバンク光の解約方法

ソフトバンク光の解約は電話のみの受付となっています。

更新月以外で解約すると違約金が発生するほか、スカパーやNetflix、ひかりTVなどのオプションを利用している場合は別途解約手続きを行う必要があるので気をつけましょう。

ソフトバンク光を解約する時の注意点

ソフトバンク光を解約する時の注意点は以下のとおりです。

注意点の数自体は他の光回線よりも多く、どれも非常に重要な内容の注意点となっています。

しっかりと内容を確認してから解約の手続きをお申し込みください。

1.更新月は1か月のみでそれ以外の解約は10,450円の違約金が必要

ソフトバンク光は2年契約が基本で、利用開始から24か月目が更新月となります。

上記以外で解約すると、一部のプランを除いて9,500円の違約金が必要となります。

更新月は、My SoftBankにログインまたは解約の電話をする際に確認することができます。

転勤や引っ越しなどの理由で、やむを得ず更新月以外で解約する場合は「おトクに解約するためのコツ」を参考にしてみてください。

2.開通工事費の分割代金が残っていると残債分が一括請求される

ソフトバンク光の開通工事費は以下のとおりです。

大抵の人はソフトバンク光の開通工事費を分割払いにして、キャンペーンを適用して【実質0円】の状態で使っているかと思います。

実質0円とは、「ソフトバンク光の基本料金」から「キャンペーンの割引」を適用して、その後で「開通工事費」が上乗せされている状態です。

割引は工事費の分割支払いを終えるまで継続されますが、仮に途中でソフトバンク光を解約すると割引だけが終了してしまいます。

つまり、ソフトバンク光を使っていれば本来支払う必要がなかった開通工事を突然請求されることになってしまうのです。

工事費の残債分は一括で請求されるので、ソフトバンク光の解約が原因で思わぬ出費となる可能性が考えられます。

3.セット割の「おうち割 光セット」が適用されなくなる

ソフトバンク光は2つのスマホキャリアとのセット割が使える光回線です。

どちらも最大1,100円の割引が受けられるセット割ですが、ソフトバンク光を解約すると翌月からスマホ代の割引が受けられなくなります。

おうち割 光セットの割引金額は以下のとおりなので、事前にどれくらいスマホ代が高くなってしまうかを確認しておきましょう。

参照：おうち割 光セット提供条件書｜ソフトバンク

参照：おうち割 光セット（A）提供条件書｜ワイモバイル

4.光電話の電話番号が消滅して使えなくなる

ソフトバンク光で「光電話」を使っている場合、解約と同時に光電話の電話番号が消滅して使えなくなってしまいます。

ただし、NTTのアナログ電話で使っていた電話番号を「番号ポータビリティ」で光電話に移行した人は、アナログ戻しをすれば消滅させずに継続利用が可能です。

なお、ソフトバンク光から「フレッツ光」や「光コラボレーション」に”事業者変更”する場合はアナログ戻しの必要がありません。

手続きの方法については、乗り換え先の光回線窓口までお問い合わせください。

5.解約証明書の発行はできず、代わりの明細発行には手数料がかかる

解約するために支払った違約金額が記載された「解約証明書」は、ソフトバンク光では発行することができません。

その代わりに、以下の2通りの方法で「解除料金が記載された明細書」を発行することができます。

発行方法は全部で2通りですが、チャットサポートから発行する場合は手数料が220円発生します。

他社の違約金負担キャンペーンを使って乗り換えるときに必要な書類なので、できるだけMy SoftBankから自分で印刷するようにしましょう。

6.Yahoo! BBのドメインメールアドレスが使えなくなる

契約中は「@ybb.ne.jp」のメールアドレスが利用可能ですが、ソフトバンク光の解約と同時に使えなくなります。

新たにYahoo!BBの契約を追加して新しいアカウントを作成し、そのアカウントに今までのIDを紐付けすれば、これまでのメールアドレスの継続利用が可能です。

ただし、プロバイダ利用料として1,045円〜1,320円の利用料金が発生してしまうので気をつけましょう。

7.別途解除が必要なオプションがある

ソフトバンク光を解約する際、以下のオプションに加入している場合は別に解除手続きが必要です。

これらのオプションはソフトバンクが提供しているものではありません。

ソフトバンクと提携する企業が提供するまったくの別サービスなので、ソフトバンク光を解約しても上記のオプションは解約されません。

それぞれのオプションで解除手続きをしないと利用料金が請求され続けることになるので、忘れずに解約するようにしましょう。

ソフトバンク光をよりおトクに解約するためのコツ

ここまでソフトバンク光を解約する際の注意点について解説しました。

この項目では、ソフトバンク光をよりおトクに解約するためのコツについてご紹介していきます。

引っ越し先でも同じ光回線に申し込む予定なら「移転手続き」をするのがおすすめです。

通常は住居の「解約金」と、新居での「開通工事費」の両方が発生しますが、移転手続きを選べばこれらの費用が大幅に安くなります。

たとえば、フレッツ光で移転手続きをする場合としない場合の費用は以下のとおりです。

ご覧の通り、新居で普通に申し込むよりも移転手続きを選んだほうが初期費用は安く済みます。

同じ回線を使う予定があるなら解約してから新規で申し込むより、移転手続きを選ぶのがおすすめです。

引っ越しのタイミングが更新月なら「解約新規」も要検討

いま使っている光回線の更新月のタイミングで引っ越しをするなら「解約新規」もおすすめです。

解約新規は、文字のとおり一旦解約してから再度新規で申し込むことを指します。

解約新規には以下のメリットがあるので、解約金のかからない更新月に引っ越すなら移転手続きよりもお得になる場合があります。

その一方で、解約新規にはデメリットもあります。

これらのメリットとデメリットを見比べた上で、手間がかかってもキャッシュバックを受け取りたい人は解約新規で申し込むのがおすすめです。

逆に、引っ越しの準備で忙しいからなるべく手間を掛けたくないという人は移転手続きをお選びください。

光回線のなかには、他社の違約金や撤去工事費を負担するキャンペーンを行っているところもあります。

これらの光回線なら、たとえ契約中の固定回線で解約金がかかるとしても後から全額が返ってきます。

更新月以外に解約する場合はこれらの特典をご活用ください。

光回線への申し込みには「キャッシュバック」が付きものです。

たとえ解約金がかかる場合でもキャッシュバック金額が大きい魅力的なキャンペーンがある場合はすぐに乗り換えたほうが結果的におトクです。

以下、光回線ごとのおすすめ窓口をまとめているので参考にしてみてください。

なお、キャッシュバックの金額だけで窓口を選ぶと大抵の場合で失敗します。

なぜなら、キャッシュバックの条件として複数オプションの加入や別サービスへの申し込みが必要なケースが多いからです。

上記でまとめた窓口は、いずれもキャッシュバックの条件がゆるい安心の窓口です。

乗り換え先がまだ決まっていない人は、上記の窓口を参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、ソフトバンク光の解約方法と注意点をわかりやすくまとめてご紹介しました。

一般的な光回線に比べて、解約する際の注意点が多いので内容をしっかり確認した上で手続きを行うようにしてください。