auひかりの解約方法・解約する時の注意点まとめ

ネットの解約ドットコム編集部

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工事不要でインターネットがすぐに使える!

自宅のコンセントに挿すだけで使える「ホームルーター(置くだけWi-Fi)」なら、開通工事不要ですぐにインターネットが使えるようになります。

端末代金は実質0円2年契約などの縛りもないので、面倒な手続きをしたくない人や引っ越しの予定がある人におすすめです。

以下の記事でホームルーター全5サービスの月額料金や通信速度、キャンペーンを比較しているのでぜひ参考にしていただければ幸いです。

関連記事:ホームルーター(置くだけWi-Fi)全5サービスを比較!無制限で最安値のおすすめ事業者はどこ?

auひかりの解約方法

解約方法は電話のみ!

  • au one net:0077-7068(年中無休9時〜20時)
  • @nifty:0570-03-2210(年中無休10時〜19時)
  • @TCOM:0120-805633(月〜金:10時〜20時、土日祝:10時〜18時)
  • AsahiNet:0120-577-108(月〜金:10時〜19時、土日祝:10時〜17時)
    • Webからの手続きも可能
  • BIGLOBE:0120-86-0962(9時〜18時)
  • DTI:0570-004740(平日10時〜17時)
    • Webからの手続きも可能
  • So-net:0120-80-7761(年中無休9時〜18時)
    • Webからの手続きも可能
  • GMOとくとくBB:0570-045-109(平日10時〜19時)

auひかりを解約するときは、いま使っているプロバイダによって問い合わせ先が異なります

利用中のプロバイダは、契約書類の控えや専用のWebサイト「確認くん」の”ゲートウェイの名前”から確認が可能です。

なお、auひかりは一般的な光回線に比べて解約費用が高額になりやすいので、以下の注意点を確認してから手続きを進めてください。

auひかりを解約する時の注意点

auひかりを解約する時の注意点は以下のとおりです。

1.更新月以外で解約すると7,700〜16,500円の解約金が発生する

auひかりを更新月以外で解約すると、以下の金額の解約金が発生します。

auひかりの解約金

  • 戸建てタイプ(大抵は3年契約)
    • 3年契約(ずっとギガ得プラン):16,500円
    • 2年契約(ギガ得プラン):10,450円
  • マンションタイプ(物件で変わる)
    • お得プラン(2年契約):10,450円
    • お得プランA(2年契約):7,700円

戸建てタイプは3年契約が基本

戸建てタイプは3年契約が基本で、開通月を1か月目として36か月目までに解約すると解約金がかかります

37か月目と38か月目の2か月間が更新月となるので、この期間中なら解約金を支払わずに解約することが可能です。

それ以降は36を足した月(例:73か月目・74か月目)が更新月となります。

マンションタイプは物件によって解約金が異なる

マンションタイプは2年契約が基本ですが、住んでいる物件によって料金プランが異なります。

料金プランによって解約金の金額も変動するので、以下でまとめたプランごとの解約金一覧をご確認ください。

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  • お得プラン:解約金10,450円
    • タイプG、都市機構G
  • お得プランA:解約金7,700円
    • タイプV、都市機構、タイプE、タイプF、ギガ、ミニギガ

解約金が発生しない更新月は利用開始月から数えて25か月目と26か月目です。

それ以降は24を足した月(例:49か月目・50か月目)が更新月となります。

2.開通工事費を分割で支払っている場合は残債分が一括請求される

auひかりの開通工事費は以下のとおりです。

auひかりの工事費

  • 戸建てタイプ:41,250円
    • 分割支払い:687円×60回
  • マンションタイプ:33,000円
    • 分割支払い:1,375円×24回

auひかりを使っているほとんどの人は「初期費用相当額割引」によって開通工事費が【実質0円】になっているかと思います。

ですが、開通工事費の分割支払い期間が終わる前にauひかりを解約すると、どういう訳か支払うはずのない工事費の残債分が一括請求される事態となります。

実は【実質0円】には大きな落とし穴があり、見えないところで開通工事費を支払っている状況となっているのです。

【実質0円】は実際には開通工事費の支払いが発生している

光回線に申し込むと開通工事費が実質0円となるケースが多々あります。

ですが、これは開通工事費と同金額の割引が受けられるという意味で、実際には開通工事費の支払いが発生しているのです。

光回線の月額料金 計算式

  • (基本料金-工事費割引)+工事費分割代金
  • 例:(auひかりの基本料金5,610円-工事費割引687円)+工事費分割代金687円

この割引は工事費の分割支払いが終わるまで続きますが、その途中でauひかりを解約してしまうと工事費割引だけが終了となります。

つまり、auひかりを使っていれば支払う必要のなかった開通工事費を突然支払うハメになってしまうのです。

できることなら開通工事費を支払い終わったあとで解約するのが望ましいですが、戸建てタイプは60回分割(=5年間)しか選べません。

そのため、auひかりを解約する際には契約者ほぼ全員が開通工事費を負担することになります。

開通工事費を支払いたくない人は、後述の「よりおトクに解約するためのコツ」を参考にしてみてください。

3.戸建てタイプは必ず3万円近い撤去工事費が発生する

2018年3月1日以降にauひかりホーム(戸建てタイプ)を申し込んだ人は、auひかりを解約する際に必ず31,680円(税抜28,800円)の撤去工事費が請求されます

それ以前から利用している場合は、希望する人だけが11,000円の手数料を払うことで回線設備の撤去が可能です。

自宅にいつまでも使わないauひかりの回線設備が残ることになってしまうので、大抵の場合は撤去工事を行うことが多いようです。

高額な撤去工事費が必ず発生するワケ

高額な撤去工事費が発生する理由は、使わない設備の維持費をKDDIが負担し続けることが難しくなったためといわれています。

auひかりはKDDIが独自に敷設した回線設備を使ってサービスを提供していますが、その回線設備はauひかりだけでしか再利用ができません。

昨今ではauひかりの回線設備の再利用が進んでおらず、設備の維持費による負担が大きくなったため、使われなくなった設備の撤去工事を進めているようです。

auひかりの戸建てタイプのみ発生する費用なので、auひかりを使っている人は気をつけましょう。

参照:「auひかりホーム」解約時の引き込み設備の取り扱い、および撤去費の改定につい|KDDI

補足説明

NTT東日本/西日本が提供するフレッツ光や、フレッツ回線を利用する光コラボレーション(ドコモ光やソフトバンク光)だと撤去工事費はかかりません。

4.セット割のauスマートバリューが翌月から適用されなくなる

auひかりとの組み合わせでauスマホの料金が安くなる「auスマートバリュー」。

auひかりを解約するとauスマートバリューが適用されなくなるので、翌月からのスマホ代が高くなってしまいます。

auスマートバリューの割引金額は以下のとおりなので、事前にどれくらい高くなるのかを確認しておきましょう。

受付中プラン 割引金額
ピタットプラン5G
ピタットプラン4G LTE
(新auピタットプランN)
1GBまで:割引対象外
1GB超〜7GBまで:-550円
使い放題MAX 5G ALL STARパック
使い放題MAX 5G テレビパック
使い放題MAX 5G Netflixパック(P)
使い放題MAX 5G Netflixパック
使い放題MAX 5G with Amazonプライム
使い放題MAX 5G
使い放題MAX 4G テレビパック
使い放題MAX 4G Netflixパック(P)
使い放題MAX 4G Netflixパック
使い放題MAX 4G
-1,100円
ピタットプラン 5G(s)
ピタットプラン 4G LTE(s)
2GB超〜20GBまで:-550円
カケホ(3Gケータイ・データ付) -1,027円
タブレットプラン20 -1,100円
受付終了プラン 割引金額
新auピタットプラン 1GBまで:割引対象外
1GB超〜7GBまで:-550円
データMAX 5G ALL STARパック
データMAX 5G テレビパック
データMAX 5G Netflixパック(P)
データMAX 5G Netflixパック
データMAX 5G with Amazonプライム
データMAX 5G
データMAX 4G LTE テレビパック
データMAX 4G LTE Netflixパック
データMAX 4G LTE
auデータMAXプラン Netflixパック
auデータMAXプランPro
auフラットプラン25 NetflixパックN
auフラットプラン20N
auフラットプラン7プラスN
auデータMAXプラン
auフラットプラン30
auフラットプラン25 Netflixパック
auフラットプラン20
auフラットプラン7プラス
auフラットプラン5(学割専用)
-1,100円
auピタットプランN(s)
auピタットプラン
uピタットプラン(s)
2GBまで:-550円
2GB超〜20GBまで:-1,100円
データ定額1 2年目まで:-1,027円
3年目以降:-550円
データ定額2/3
データ定額3cp
ジュニアスマートフォンプラン
シニアプラン
LTEフラットcp
-1,027円
U18データ定額20 -1,551円
データ定額5/8/20
データ定額5cp
LTEフラット
ISフラット
プランF(IS)シンプル
2年目まで:-1,551円
3年目以降:-1,027円
データ定額10/13/30 2年目まで:-2,200円
3年目以降:-1,027円

なお、auスマートバリューが使える光回線はauひかり以外にもたくさんの種類があります。

So-net光プラスやビッグローブ光はauひかりよりも月額料金が安い場合が多いので、乗り換え先としておすすめです。

5.auひかり電話で使っていた電話番号が消滅する

auひかり電話を使っている場合、auひかりの解約とともに電話番号が消滅してしまいます

NTTのアナログ電話時代の電話番号を「番号ポータビリティ」で継続利用している人は、アナログ戻しをすると消滅を防げます。

補足説明

  • 光電話として使っていた電話番号をNTTのアナログ回線に契約し直すこと
  • アナログ戻しをすると光回線の解約による電話番号の消滅を防げる
  • ただし、アナログ戻しができるのはNTTと契約していた電話番号で「番号ポータビリティ」をした光電話のみ
  • 光電話契約時にあたらしく取得した電話番号ではアナログ戻しはできない

auひかり電話の契約と同時に電話番号を取得した人は、特定のサービスに申し込まないかぎり継続利用ができないので気をつけましょう。

6.プロバイダドメインのメールアドレスが使えなくなる

auひかりを解約すると、いままで使っていたプロバイダドメインのメールアドレスは使えなくなります

一部のプロバイダでは単体契約に変更すればメールアドレスを継続利用できる場合があるので、解約の連絡をする際にあわせて確認しておきましょう。

auひかりをよりおトクに解約するためのコツ

ここまで、auひかりを解約する際の注意点について解説しました。

この項目では、auひかりをよりおトクに解約するためのコツについてご紹介していきます。

解約理由が引っ越しなら「移転手続き」で乗り換え費用を節約できる!

引っ越し先でも同じ光回線に申し込む予定なら「移転手続き」をするのがおすすめです。

通常は住居の「解約金」と、新居での「開通工事費」の両方が発生しますが、移転手続きを選べばこれらの費用が大幅に安くなります。

たとえば、フレッツ光で移転手続きをする場合としない場合の費用は以下のとおりです。

通常の申し込み 移転手続き
解約金 10,450円 0円
開通工事費 戸建て:19,800円
マンション:16,500円
戸建て:9,900円
マンション:8,250円

注意事項

NTT東日本エリア/西日本エリアの同じエリア内で引っ越しをする場合の費用です。
土日してで工事を行う場合は3,300円の追加手数料が発生します。

ご覧の通り、新居で普通に申し込むよりも移転手続きを選んだほうが初期費用は安く済みます。

同じ回線を使う予定があるなら解約してから新規で申し込むより、移転手続きを選ぶのがおすすめです。

引っ越しのタイミングが更新月なら「解約新規」も要検討

いま使っている光回線の更新月のタイミングで引っ越しをするなら「解約新規」もおすすめです。

解約新規は、文字のとおり一旦解約してから再度新規で申し込むことを指します。

解約新規には以下のメリットがあるので、解約金のかからない更新月に引っ越すなら移転手続きよりもお得になる場合があります。

解約新規のメリット

  • 新規申し込みのキャッシュバックが受け取れる
  • 開通工事費はキャンペーンで無料になるケースが多い

その一方で、解約新規にはデメリットもあります。

解約新規のデメリット

  • 契約者情報や支払い方法を再度登録し直す手間がかかる
  • 今までと同じIDやメールアドレスが使えない
  • 一旦解約する都合上、解約金が発生する可能性がある

これらのメリットとデメリットを見比べた上で、手間がかかってもキャッシュバックを受け取りたい人は解約新規で申し込むのがおすすめです。

逆に、引っ越しの準備で忙しいからなるべく手間を掛けたくないという人は移転手続きをお選びください。

違約金を負担してくれる4つのサービスがあることを知っておこう!

光回線のなかには、他社の違約金や撤去工事費を負担するキャンペーンを行っているところもあります。

光回線 キャンペーン 還元金額
ソフトバンク光 あんしん乗り換えキャンペーン 最大10万円
auひかり 乗りかえスタートサポート 最大3万円
eo光
※関西エリア限定
他社違約金補填 最大5万円
コミュファ光
※東海エリア限定
乗り換えキャンペーン2023 他社違約金全額

これらの光回線なら、たとえ契約中の固定回線で解約金がかかるとしても後から全額が返ってきます

更新月以外に解約する場合はこれらの特典をご活用ください。

乗り換え先のキャッシュバックを最大限に活用しよう!

光回線への申し込みには「キャッシュバック」が付きものです。

たとえ解約金がかかる場合でもキャッシュバック金額が大きい魅力的なキャンペーンがある場合はすぐに乗り換えたほうが結果的におトクです。

以下、光回線ごとのおすすめ窓口をまとめているので参考にしてみてください。

スマホキャリア 申し込み窓口 キャッシュバック 受け取り時期
ドコモ
ドコモ光×GMOとくとくBB
最大20,000円 開通月から5か月目
au
auひかり×GMOとくとくBB
最大61,000円 開通月から12・24か月目

ビッグローブ光
最大68,000円 開通月から2か月目

So-net光プラス
最大60,000円 開通月から3ヶ月目と12ヶ月目
※2回に分けてキャッシュバック
ソフトバンク
NURO光
最大45,000円 開通月から6か月目
ワイモバイル
ソフトバンク光
最大37,000円 開通月から2か月目
UQモバイル
ahamo
povo
LINEMO
enひかり UQモバイル・ahamo・povo:セット割
共通:無線LANルーター大特価

なお、キャッシュバックの金額だけで窓口を選ぶと大抵の場合で失敗します

なぜなら、キャッシュバックの条件として複数オプションの加入や別サービスへの申し込みが必要なケースが多いからです。

上記でまとめた窓口は、いずれもキャッシュバックの条件がゆるい安心の窓口です。

乗り換え先がまだ決まっていない人は、上記の窓口を参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、auひかりの解約方法と注意点をどこよりもシンプルにまとめてご紹介しました。

一般的な光回線に比べると、auひかりの戸建てタイプを契約中の人は撤去工事費がかならず発生する都合上、解約費用が高くなりがちです。

解約費用を安く抑えるコツを参考にしながら、乗り換え先を選んでみてください。