@nifty光の解約方法・解約する時の注意点まとめ

@nifty光の解約方法

@nifty光はフレッツ光の回線設備を流用している「光コラボレーション」のうちの一つです。

プランによって2年契約・3年契約が異なり、契約期間によって最大20,000もの高額な違約金が発生してしまいます。

そのため、@nifty光を解約するときは以下で解説する注意点を理解した上でお申し込みください。

@nifty光を解約する時の注意点

@nifty光を解約する時の注意点は以下のとおりです。

@nifty光を解約する際はこれらの注意点を念頭においた上で手続きを進めるようにしてください。

1.@nifty光には「解除」と「解約」の2つがある

@nifty光には「解除」と「解約」の2つの方法があります。

@nifty光の解約に合わせて@nifty会員を解約する場合は「解約」を、@nifty光だけを解約してメールアドレスなどその他コンテンツを継続利用する場合は「解除」の手続きを行うようにしてください。

2.契約期間は2年間と3年間で最大20,000円もの高額な違約金が発生する

@nifty光の料金プランは2年契約と3年契約の2種類があります。

月額料金と特典内容が異なる両者ですが、契約期間中に解約する場合の違約金にも大きな違いがあります。

特に@nifty光の戸建てタイプを使っている人は3年契約の場合が多いので、違約金が発生しない更新月を狙って解約手続きを行うことをおすすめします。

@nifty光の更新月は、nifty会員サポートの「お客様情報一覧」から確認することができます。

3.開通工事費の分割支払いが終わっていない場合は残債に要注意

@nifty光を解約する際、開通工事費の分割支払いが終わっていない場合は残債の一括請求に気をつけましょう。

@nifty光に申し込むと最初から月額料金割引が適用されているためにわかりづらくなっていますが、実際には以下の金額の開通工事費が含まれています。

なお、@nifty光の開通工事費が請求されるのは2か月目からで、@nifty光を利用する限りは割引特典によって工事費の負担はありません。

ですが、開通工事費の支払いが終わる前に@nifty光を解約してしまうと、解約の申し込みをした月から割引だけが終了となってしまいます。

つまり、@nifty光に申し込んでから31か月目までの間に解約する場合、開通工事費の残債分を支払わなければならないということです。

@nifty光を2年契約で利用している場合、契約期間と開通工事費の分割支払い回数にズレがあるため、残債分の支払いが発生しやすくなっています。

解約の手続きをする際は、更新月の確認と合わせて工事費の残渣支払いが発生するかどうかも確認しておきましょう。

4.解約時は基本的に撤去工事が必須となる

@nifty光を解約する場合、基本的に撤去工事が必須となります。

これは公式サイトの注意事項に明確に記載されています。

@nifty光を解除する場合(解除後、事業者変更で変更先へ乗り換えた場合を除く)は光回線の撤去工事が必要になります。

参照：@nifty光についてのご注意事項

撤去工事を行う際に費用はかからないようですが、基本的に工事を行う場合には契約者本人の立ち合いが必要です。

解約手続きを行なった後、撤去工事に関する案内が送られてくるので必ず目を通しておくようにしましょう。

5.光電話の電話番号が消滅する可能性がある

@nifty光で光電話を使っている場合、解約にともなって電話番号が消滅してしまいます。

ですが、NTT加入電話時代の電話番号を番号ポータビリティで使っている場合に限り「アナログ戻し」をすれば電話番号の消滅を防ぐことができます。

なお、@nifty光の光電話で新規取得した電話番号の場合、アナログ戻しができません。

その場合はフレッツ光やその他の光コラボレーション（ドコモ光やソフトバンク光など）に「事業者変更」をすれば電話番号の継続利用が可能です。

手続きの方法については手続きの方法については、乗り換え先の光回線窓口までお問い合わせください。

6.auスマホとのセット割「auスマートバリュー」が適用されなくなる

@nifty光では、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」が適用可能です。

ですが、@nifty光を解約するとauスマートバリューが適用されなくなるので、翌月からのスマホ代が高くなってしまいます。

auスマートバリューの割引金額は、auスマホの料金プランに応じて異なります。

@nifty光の解約にともない、どれくらいスマホ代が高くなってしまうかを事前に確認しておくようにしましょう。

受付終了プラン	割引金額
新auピタットプラン	1GBまで：割引対象外 1GB超〜7GBまで：-550円
データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G テレビパック データMAX 5G Netflixパック（P） データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G データMAX 4G LTE テレビパック データMAX 4G LTE Netflixパック データMAX 4G LTE auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20 auフラットプラン7プラス auフラットプラン5（学割専用）	-1,100円
auピタットプランN（s） auピタットプラン uピタットプラン（s）	2GBまで：-550円 2GB超〜20GBまで：-1,100円
データ定額1	2年目まで：-1,027円 3年目以降：-550円
データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラットcp	-1,027円
U18データ定額20	-1,551円
データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF（IS）シンプル	2年目まで：-1,551円 3年目以降：-1,027円
データ定額10/13/30	2年目まで：-2,200円 3年目以降：-1,027円

7.解約後はメールアドレスが利用できなくなる

@nifty光を解約すると、niftyドメインのメールアドレスは利用できなくなってしまいます。

ただし、nifty会員の登録情報を残して@nifty光だけを解約する「解除」の申し込みを行い、nifty IDを維持していれば解約した後でも同じメールアドレスの継続利用が可能です。

メールアドレスだけを継続利用する場合の最安価格は「@nifty基本料金（月額250円）」なので、仕事の都合などでメールアドレスを変えたくないという人はこちらの方法をご活用ください。

また、詳細については公式サイトでも明記されているので、以下のリンクも合わせてご確認ください。

参照：@niftyを解約した後も、メールアドレスを残したいのですが、何か方法はありますか｜nifty会員サポート

@nifty光をよりオトクに解約するためのコツ

ここまで@nifty光を解約する際の注意点をご紹介してきました。

この項目では、@nifty光をよりお得に解約するためのコツについて解説していきます。

引っ越し先でも同じ光回線に申し込む予定なら「移転手続き」をするのがおすすめです。

通常は住居の「解約金」と、新居での「開通工事費」の両方が発生しますが、移転手続きを選べばこれらの費用が大幅に安くなります。

たとえば、フレッツ光で移転手続きをする場合としない場合の費用は以下のとおりです。

ご覧の通り、新居で普通に申し込むよりも移転手続きを選んだほうが初期費用は安く済みます。

同じ回線を使う予定があるなら解約してから新規で申し込むより、移転手続きを選ぶのがおすすめです。

引っ越しのタイミングが更新月なら「解約新規」も要検討

いま使っている光回線の更新月のタイミングで引っ越しをするなら「解約新規」もおすすめです。

解約新規は、文字のとおり一旦解約してから再度新規で申し込むことを指します。

解約新規には以下のメリットがあるので、解約金のかからない更新月に引っ越すなら移転手続きよりもお得になる場合があります。

その一方で、解約新規にはデメリットもあります。

これらのメリットとデメリットを見比べた上で、手間がかかってもキャッシュバックを受け取りたい人は解約新規で申し込むのがおすすめです。

逆に、引っ越しの準備で忙しいからなるべく手間を掛けたくないという人は移転手続きをお選びください。

光回線のなかには、他社の違約金や撤去工事費を負担するキャンペーンを行っているところもあります。

これらの光回線なら、たとえ契約中の固定回線で解約金がかかるとしても後から全額が返ってきます。

更新月以外に解約する場合はこれらの特典をご活用ください。

光回線への申し込みには「キャッシュバック」が付きものです。

たとえ解約金がかかる場合でもキャッシュバック金額が大きい魅力的なキャンペーンがある場合はすぐに乗り換えたほうが結果的におトクです。

以下、光回線ごとのおすすめ窓口をまとめているので参考にしてみてください。

なお、キャッシュバックの金額だけで窓口を選ぶと大抵の場合で失敗します。

なぜなら、キャッシュバックの条件として複数オプションの加入や別サービスへの申し込みが必要なケースが多いからです。

上記でまとめた窓口は、いずれもキャッシュバックの条件がゆるい安心の窓口です。

乗り換え先がまだ決まっていない人は、上記の窓口を参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、@nifty光の解約方法と注意点をご紹介してきました。

@nifty光は、利用するプランによって契約期間が2年間か3年間となります。

3年契約の場合は20,000円もの高額な違約金が発生してしまうので、本記事でご紹介したお得に解約するコツを参考にして手続きを進めることをおすすめします。