OCN光の解約方法
解約方法は2通り!
- 電話:0120-506-506(日曜・祝日・年末年始を除く。10時〜19時)
- Webサイト:解約申請フォームより
OCN光の解約方法は、電話かWebサイトの2通りとなりますが、上記の電話番号は解約専用の窓口ではないので混み合うことが予想されます。
OCN光を解約するのであれば、基本的にWebサイトから申請することをおすすめします。
なお、OCN光を解約する際には11,000円の違約金が発生する可能性があるので、以下で解説する注意点に目を通してから解約をお申し込みください。
OCN光を解約する時の注意点
OCN光を解約する時の注意点は以下のとおりです。
OCN光の注意点まとめ
OCN光を解約する際はこれらの注意点を念頭においた上で手続きを進めるようにしてください。
1.更新月以外で解約すると11,000円の違約金が発生する
OCN光は他の光回線と同様に2年契約となっていますが、他社よりも高い11,000円の違約金が発生します。
更新月はOCN光の利用開始日を含む月の翌月を1か月目として、25か月目と26か月目の2か月間です。
ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボレーションは、OCN光と同様に2年契約でありながら違約金は9,500円に設定されています。
光コラボレーションとは、簡単にいえばフレッツ回線を流用したサービスのことで、OCN光も光コラボレーションのうちに含まれます。
回線的な違いは一切ないにもかかわらず、他社よりも違約金が高めに設定されているので、基本的には更新月を狙って解約の手続きを行いましょう。
更新月が近づくとOCN光からメールで案内が送られてくるので、詳細についてはそちらをご確認ください。
2.開通工事費の分割支払いが終わっていないと解約した翌月に残債分が一括で請求される
OCN光の開通工事費は以下のとおりです。
OCN光の開通工事費
- OCN光ファミリー:18,000円
- 分割支払い:初回3,000円、2回目以降500円×30回
- OCN光マンション:15,000円
- 分割支払い:初回3,000円、2回目以降400円×30回
分割支払いが終わっていないうちにOCN光を解約すると、残りの分が一括で請求されることになります。
契約期間(24か月)と分割支払いの回数(31回)にズレがあるので、違約金と残債を支払わずに解約するためには2回目の更新月で解約しなければなりません。
2回目の更新月は、OCN光の利用開始日を含む月の翌月を1か月目として、49か月目と50か月目の2か月間です。
それまでの間に解約すると違約金と工事費残債がダブルで請求されてしまうのでご注意ください。
キャンペーン利用時は3年契約で違約金が20,000円に跳ね上がる場合がある
OCN光では、定期的に新規契約者向けのお得なキャンペーンを行っています。
キャンペーンには、毎月の利用料金が大幅に割引されたりキャッシュバックが受け取れたりする特典があります。
ただし、これらのキャンペーンを利用すると大抵の場合は3年契約で申し込むことになってしまいます。
OCN光を3年契約で申し込むと、違約金が20,000円に跳ね上がってしまうので更新月以外で解約する場合には注意しなければなりません。
3.v6アルファオプションを契約している場合は別途解除料が発生する
OCN光を快適に使うためにv6アルファオプションを契約している人も多いかと思います。
v6アルファオプションには2年間の最低利用期間が設けられており、OCN光の違約金とは別に8,000円の解除料が設定されています。
そのため、最低利用期間内、かつ更新月外でOCN光を解約すると違約金11,000円+v6アルファ解除料8,000円の19,000円が発生することになってしまいます。
上記に加えて開通工事費の残債分も請求されるので、ヘタをするとOCN光を解約するだけで3万円近い費用が発生してしまうかもしれません。
OCN光を解約する場合は、2回目の更新月(49か月目・50か月目)が最もお得に解約できるので、ぜひ覚えておくようにしましょう。
4.OCNモバイルONEとのセット割が適用されなくなる
OCN光には、格安SIMの「OCNモバイルONE」とのセット割『OCNモバイル割』があります。
OCNモバイル割は毎月のスマホ代が200円やすくなるセット割ですが、OCN光の解約にともなってセット割が適用されなくなります。
OCNモバイルONEはもともとの利用料金が安いのでそこまで大きな割引金額ではありませんが、毎月のスマホ代が高くなってしまうことに変わりはないので覚えておきましょう。
5.光電話の電話番号が消滅する可能性がある
OCN光で光電話を使っている場合、OCN光を解約すると電話番号が消滅してしまいます。
このとき、NTT加入電話で使っていた電話番号を番号ポータビリティして使っている人に限っては「アナログ戻し」をすることで電話番号の消滅を防げます。
アナログ戻しとは
- 光電話として使っていた電話番号をNTTのアナログ回線に契約し直すこと
- アナログ戻しをすると光回線の解約による電話番号の消滅を防げる
- ただし、アナログ戻しができるのは「NTT加入電話で取得した電話番号を番号ポータビリティで利用している場合」のみ
- 光電話契約時に新規取得した電話番号ではアナログ戻しができない
なお、次に乗り換える予定の光回線が「光コラボレーション」の場合、事業者変更をすればアナログ戻しをせずとも電話番号の継続利用が可能です。
光電話を使っている人は、解約する際に電話番号の継続利用について確認しておくようにしましょう。
6.OCNドメインのメールアドレスが使えなくなる
OCN光ではOCNドメインのメールアドレスが使えます。
ですが、OCN光を解約するとOCNドメインのメールアドレスも使えなくなってしまうので仕事などで使っている人は注意が必要です。
なお、OCN光を解約する際に「OCNバリュープラン(月額250円)」にプラン変更することでメールアドレスの継続利用が可能となります。
メールアドレスが使えなくなると困ってしまうという人は是非覚えておいてください。
7.解約証明書にあたる請求明細はWebサイト上で発行する必要がある
OCN光の解約証明書にあたる請求明細は「解約後のご請求情報確認Web」から印刷ができます。
後述する「他社違約金負担キャンペーン」を利用する場合に必須の書類となるので、必ず印刷しておくようにしましょう。
OCN光をよりオトクに解約するためのコツ
ここまでOCN光を解約する際の注意点をご紹介してきました。
この項目では、OCN光をよりお得に解約するためのコツについて解説していきます。
おトクに解約するためのコツ
解約理由が引っ越しなら「移転手続き」で乗り換え費用を節約できる!
引っ越し先でも同じ光回線に申し込む予定なら「移転手続き」をするのがおすすめです。
通常は住居の「解約金」と、新居での「開通工事費」の両方が発生しますが、移転手続きを選べばこれらの費用が大幅に安くなります。
たとえば、フレッツ光で移転手続きをする場合としない場合の費用は以下のとおりです。
通常の申し込み | 移転手続き | |
---|---|---|
解約金 | 10,450円 | 0円 |
開通工事費 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 |
戸建て:9,900円 マンション:8,250円 |
注意事項
NTT東日本エリア/西日本エリアの同じエリア内で引っ越しをする場合の費用です。
土日してで工事を行う場合は3,300円の追加手数料が発生します。
ご覧の通り、新居で普通に申し込むよりも移転手続きを選んだほうが初期費用は安く済みます。
同じ回線を使う予定があるなら解約してから新規で申し込むより、移転手続きを選ぶのがおすすめです。
引っ越しのタイミングが更新月なら「解約新規」も要検討
いま使っている光回線の更新月のタイミングで引っ越しをするなら「解約新規」もおすすめです。
解約新規は、文字のとおり一旦解約してから再度新規で申し込むことを指します。
解約新規には以下のメリットがあるので、解約金のかからない更新月に引っ越すなら移転手続きよりもお得になる場合があります。
解約新規のメリット
- 新規申し込みのキャッシュバックが受け取れる
- 開通工事費はキャンペーンで無料になるケースが多い
その一方で、解約新規にはデメリットもあります。
解約新規のデメリット
- 契約者情報や支払い方法を再度登録し直す手間がかかる
- 今までと同じIDやメールアドレスが使えない
- 一旦解約する都合上、解約金が発生する可能性がある
これらのメリットとデメリットを見比べた上で、手間がかかってもキャッシュバックを受け取りたい人は解約新規で申し込むのがおすすめです。
逆に、引っ越しの準備で忙しいからなるべく手間を掛けたくないという人は移転手続きをお選びください。
違約金を負担してくれる4つのサービスがあることを知っておこう!
光回線のなかには、他社の違約金や撤去工事費を負担するキャンペーンを行っているところもあります。
光回線 | キャンペーン | 還元金額 |
---|---|---|
ソフトバンク光 | あんしん乗り換えキャンペーン | 最大10万円 |
auひかり | 乗りかえスタートサポート | 最大3万円 |
eo光 ※関西エリア限定 |
他社違約金補填 | 最大5万円 |
コミュファ光 ※東海エリア限定 |
乗り換えキャンペーン2023 | 他社違約金全額 |
これらの光回線なら、たとえ契約中の固定回線で解約金がかかるとしても後から全額が返ってきます。
更新月以外に解約する場合はこれらの特典をご活用ください。
乗り換え先のキャッシュバックを最大限に活用しよう!
光回線への申し込みには「キャッシュバック」が付きものです。
たとえ解約金がかかる場合でもキャッシュバック金額が大きい魅力的なキャンペーンがある場合はすぐに乗り換えたほうが結果的におトクです。
以下、光回線ごとのおすすめ窓口をまとめているので参考にしてみてください。
スマホキャリア | 申し込み窓口 | キャッシュバック | 受け取り時期 |
---|---|---|---|
ドコモ | ドコモ光×GMOとくとくBB |
最大20,000円 | 開通月から5か月目 |
au | auひかり×GMOとくとくBB |
最大61,000円 | 開通月から12・24か月目 |
ビッグローブ光 |
最大68,000円 | 開通月から2か月目 | |
So-net光プラス |
最大60,000円 | 開通月から3ヶ月目と12ヶ月目 ※2回に分けてキャッシュバック |
|
ソフトバンク | NURO光 |
最大45,000円 | 開通月から6か月目 |
ワイモバイル | ソフトバンク光 |
最大37,000円 | 開通月から2か月目 |
UQモバイル ahamo povo LINEMO |
enひかり | UQモバイル・ahamo・povo:セット割 共通:無線LANルーター大特価 |
– |
なお、キャッシュバックの金額だけで窓口を選ぶと大抵の場合で失敗します。
なぜなら、キャッシュバックの条件として複数オプションの加入や別サービスへの申し込みが必要なケースが多いからです。
上記でまとめた窓口は、いずれもキャッシュバックの条件がゆるい安心の窓口です。
乗り換え先がまだ決まっていない人は、上記の窓口を参考にしてみてください。
まとめ
本記事では、OCN光の解約方法と注意点をご紹介してきました。
OCN光は一般的な光回線と同様に2年契約となっていますが、違約金は11,000円と高めの金額となっています。
なお、OCN光の契約期間(24か月)と開通工事費の分割回数(31回)にはズレがあります。
そのため、違約金と残債分の両方を支払わずに解約するためには2回目の更新月(49か月目・50か月目)を狙って手続きを行うようにしてください。
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