月額700円のモバイル保険と、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・AppleCare+の補償サービスを比較。あなたに合う保険がわかる診断フロー付きで解説します。
結論:どのスマホ保険が一番お得?1分でわかる選び方
- コスパ重視・複数端末持ち → モバイル保険(月額700円で3台まで補償)
- 紛失時の即日交換が必要 → 大手キャリアの補償サービス
- Apple製品のみ使用・正規修理希望 → AppleCare+
- 格安SIM・ahamo・povo・LINEMO利用者 → モバイル保険(キャリア補償が使えない or 制限あり)
スマホ保険5社の料金・補償内容を一覧比較
| サービス | 月額料金 | 補償台数 | 年間補償上限 | 紛失補償 |
|---|---|---|---|---|
| モバイル保険 (さくら少短) |
700円 | 3台 | 10万円 | ✗(盗難◯) |
| ドコモ smartあんしん補償 |
330〜1,100円 | 1台 | 機種による | ◯ |
| au 故障紛失サポート | 418〜1,309円 | 1台 | 機種による | ◯ |
| ソフトバンク あんしん保証パック |
979〜1,600円 | 1台 | 機種による | ◯ |
| 楽天モバイル 故障紛失保証 |
機種による | 1台 | 機種による | ◯ |
| AppleCare+ for iPhone |
580〜1,740円 | 1台 | 回数制限あり | △(上位プラン) |
※料金は2026年4月時点。機種や契約条件により変動します。
モバイル保険とは?1契約で3台まで補償される国内唯一の保険
モバイル保険は、さくら少額短期保険株式会社が提供するモバイル機器専用の保険サービスです。月額700円(非課税)で、iPhoneやAndroidスマホだけでなく、iPad・ノートPC・Apple Watch・ワイヤレスイヤホンなど、Wi-FiまたはBluetoothが使えるモバイル機器なら幅広く対象になります。
月額700円で主端末1台+副端末2台の合計3台を補償
モバイル保険の最大の特徴は「1契約で最大3台の端末を登録できる」点です。主端末と副端末では補償金額の上限が異なります。
| 区分 | 登録台数 | 修理可能時の上限 | 修理不能時の上限 |
|---|---|---|---|
| 主端末 | 1台 | 10万円 | 25,000円 |
| 副端末 | 最大2台 | 3万円 | 7,500円 |
年間の補償上限は登録した全端末の合計で10万円までですが、この枠内であれば修理回数に制限なく何度でも利用可能です。
補償対象の端末は幅広い
- iPhone・Androidスマートフォン
- iPad・タブレット端末
- ノートパソコン
- Apple Watch・スマートウォッチ
- ワイヤレスイヤホン(AirPods等)
- 携帯ゲーム機
- モバイルルーター・ポケットWiFi
Wi-FiまたはBluetooth通信ができるモバイル機器であれば、幅広く補償対象になります。
補償対象となるトラブル
- 外装の破損・画面割れ
- 水濡れによる故障・全損
- 盗難
- 置き忘れ・紛失(盗難は対象)
- 海外で発生した故障
- 自然消耗・経年劣化(バッテリー劣化等)
- 購入から1年以内のメーカー保証範囲の故障
- 故意・重大な過失による損害
大手キャリア・AppleCare+との料金・補償比較【2026年4月最新】
大手キャリアの補償サービスは2022年以降に大きな改定があり、名称や内容が変わっています。最新の料金・補償内容を一つずつ見ていきましょう。
ドコモ「smartあんしん補償」(旧ケータイ補償サービス)
ドコモの補償サービスは2022年9月に「ケータイ補償サービス」から「smartあんしん補償」へ刷新されました。スマホ本体の故障・水濡れ・盗難・紛失補償に加えて、自宅のパソコンやテレビなどの家電まで補償する「イエナカ機器補償」と、QRコード決済の不正利用を最大100万円まで補償する「スマホ不正決済補償」が自動付帯される点が大きな進化点です。
月額料金は機種によって幅があり、最新機種ほど高額になる傾向があります。ahamoでも一部補償を除いて利用可能です。
au「故障紛失サポート」
auのiPhone向け補償は、Appleの正規サポートである「AppleCare Services」が組み込まれたプランです。Apple正規の修理を優遇料金で受けられる点がメリットですが、月額料金は大手キャリアの中でも高めの設定になっています。
ソフトバンク「あんしん保証パック with AppleCare Services」
ソフトバンクのiPhone向け補償は、AppleCare Servicesが組み込まれたプラン。モバイル保険と比較すると月額料金は約1.4〜2.3倍になります。ただし一度解約すると同じ端末では再加入できない制約があるため、加入・解約の判断は慎重に。
楽天モバイル「故障紛失保証 with AppleCare Services」
楽天モバイルではAppleCare Services連携のiPhone向け補償に加えて、iCloud+(50GB〜2TB)がセットになった独自プランを提供しています。iPhone 17/16/15/14/13シリーズの画面・背面ガラス修理は3,700円、それ以外の修理は12,900円の自己負担金で利用可能です。
Apple「AppleCare+ for iPhone」
Apple公式の延長保証サービス。Apple正規の修理が受けられるのが最大の強みで、バッテリー劣化時の無償交換(容量80%未満)も対象になります。ただし紛失・盗難補償は上位プラン「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」でのみ対応します。
本体購入後30日以内なら後から加入することも可能です。2年一括払いなら月払いより約20〜25%安くなるため、長期利用するなら一括払いがおすすめです。
モバイル保険が向いている人・向いていない人
- スマホに加えてiPad・Apple Watch・ノートPCも持っている複数端末ユーザー
- ahamo・povo・LINEMO・格安SIMの利用者(キャリア補償が弱い or 使えない)
- iPhoneの画面割れ経験が過去にある、または画面割れが心配な人
- 毎月の固定費をできるだけ抑えたい人
- SIMフリー端末を単体で購入している人
- スマホを紛失しやすく、即日の代替機が必要な人(→キャリア補償が最適)
- Apple正規サービスプロバイダでの修理にこだわる人(→AppleCare+)
- これまで画面割れ・水没の経験が一度もない人
- 海外によく渡航し、海外での故障リスクを気にする人
- 中古端末やオークション・フリマ購入端末を使っている人(加入不可)
診断フロー:あなたはどの保険を選ぶべき?
ドコモ / au / ソフトバンク本体契約 → Q2へ
1台だけ → Q3へ
不要(修理で十分) → モバイル保険(月額が約半額)
年間コストシミュレーション【iPhone17の場合】
iPhone17を1台使うケースで、各保険の年間コストを比較してみましょう。
- モバイル保険(さくら少短)8,400円/年
- ドコモ smartあんしん補償(最上位)約13,200円/年
- au 故障紛失サポート ワイド約15,708円/年
- ソフトバンク あんしん保証パック約19,200円/年
- AppleCare+ for iPhone17(月払い)約14,000〜17,000円/年
年間 約5,000〜11,000円の節約
3年間使い続けるとその差は約15,000〜33,000円にまで広がります。さらにiPhone17に加えてiPad・Apple Watchもモバイル保険の1契約でカバーできるため、複数端末ユーザーなら節約効果はさらに大きくなります。
加入前に知っておきたい!モバイル保険の注意点
月額700円とコスパの高いモバイル保険ですが、加入前に押さえておきたい注意点が7つあります。
1. 海外での故障は補償対象外
モバイル保険は日本国内で発生したトラブルのみが補償対象です。海外旅行中の故障や盗難は補償されないため、海外渡航時は別途旅行保険への加入がおすすめです。
2. 置き忘れ・紛失は対象外(盗難は対象)
カフェや電車内に置き忘れて紛失した場合は補償されません。ただし、スリや強盗などによる盗難は補償対象です(警察への被害届が必要)。紛失が心配な人はキャリア補償やAppleCare+ 盗難・紛失プランを検討しましょう。
3. 日本国内で販売された端末・技適マーク必須
海外の通販サイトで購入したSIMフリー端末や、技適マークがない端末は対象外です。大手キャリアで購入した端末、もしくはApple公式サイト(日本)で購入したSIMフリーモデルなら問題ありません。
4. 中古端末は3ヶ月以上の保証書が必須
中古端末の場合は、販売店からの「3ヶ月以上の保証書」が必要です。メルカリやヤフオクなどの個人売買で購入した端末は加入できません。中古ショップで購入する場合は、購入前に保証書の有無を必ず確認しましょう。
5. 一度削除した端末は再登録できない
モバイル保険では登録端末の変更は自由ですが、一度登録を削除した端末を再登録することはできません。機種変更で一時的に古い端末を外す場合は慎重に判断してください。
6. 修理不能時は補償金額が大幅減
「修理可能」と判断された場合の最大補償は10万円ですが、「修理不能」と判断された場合は主端末で最大25,000円、副端末で最大7,500円までに減額されます。端末購入金額と比較して低い方の金額が支払われる点にも注意が必要です。
7. 提携修理店はApple正規サービスプロバイダではない
モバイル保険が提携する修理店(キャッシュレスリペア対応店)は、総務省登録の正規修理業者ですが、Apple正規サービスプロバイダではありません。Apple正規品質にこだわる場合はAppleCare+との併用を検討しましょう。
モバイル保険の申込方法・キャッシュレスリペアの使い方
申込の流れ(最短5分)
画面割れ時は「キャッシュレスリペア」で実質無料修理
iPhoneの画面割れが発生した場合、モバイル保険のキャッシュレスリペアを使えば、修理店で代金を支払うことなく修理できます。
- モバイル保険のマイページにログイン
- 「キャッシュレスリペア」を申込
- 提携修理店(リペアパートナー)に持ち込む
- その場で代金を支払うことなく修理完了
通常のキャリア補償やAppleCare+では、修理時に一定の自己負担金(3,700円〜)が発生しますが、モバイル保険のキャッシュレスリペアなら年間10万円の補償枠内であれば追加負担なしで修理できるのは大きなメリットです。
モバイル保険に関するよくある質問(FAQ)
まとめ:モバイル保険は複数端末ユーザー・格安SIM利用者に最適
- モバイル保険は月額700円で最大3台の端末を補償できる国内唯一の保険サービス
- 年間補償上限は10万円で、修理回数は無制限
- 大手キャリアの補償より年間5,000〜11,000円の節約が可能
- ahamo・povo・LINEMO・格安SIMユーザーはキャリア補償に制限があるため特におすすめ
- 紛失時の即日交換が必要な人、Apple正規修理にこだわる人はキャリア補償 or AppleCare+が最適
- 画面割れが多い人はキャッシュレスリペアで実質無料修理が可能